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UI Design

感覚ではなく、論理でデザインする。

UIデザインの意思決定の多くは、明確で論理的なガイドラインに導かれる。THE PERSONのデジタルプロダクトに一貫性と品質を保つために、スペーシング・コントラスト・階層・レイアウトのルールを定義する。これらは「正解を出す」ためではなく、「迷わず進む」ための道標。

SPACING
RULE 01

関連性の高い要素は近く、低い要素は遠く。

余白は「何もない場所」ではなく、関係性を伝えるデザイン要素。8ptグリッドをベースに、要素間の距離で情報のまとまりを表現する。

DON'T
プログラム名
担当トレーナー: 田中
次回予約: 2/15 10:00
場所: THE PERSON 渋谷

スペースが不規則 — 13px / 27px / 6px

DO
プログラム名
8px
担当トレーナー: 田中
24px
次回予約: 2/15 10:00
8px
場所: THE PERSON 渋谷

8の倍数で統一 — 同グループ8px / 別グループ24px

8PT GRID:
4px — 微調整
8px — 関連要素間
16px — 小セクション間
24px — セクション間
32px — 大セクション間
48px — ブロック間

8ptグリッドは「迷わないための最小ルール」。すべてのマージン・パディングを8の倍数(4ptは微調整用)に揃えることで、画面全体に秩序が生まれる。同じグループの要素間は狭く、別グループとの間は広く取る。

  • 関連する要素同士は 8px で近づける
  • グループの切れ目には 24px 以上を確保
  • 端数(13px、27px など)が出たら 8pt グリッドに丸める
RULE 02

不要なコンテナは削除する。

スペースやタイポグラフィだけでグループ化できるなら、ボーダーやカードで囲む必要はない。余計な線を減らすことで、画面がクリーンになる。

DON'T
NEXT SESSION
2/15(土)10:00
パーソナルトレーニング 60min

枠の中に枠 — 情報が埋もれる

DO
NEXT SESSION
2/15(土)10:00
パーソナルトレーニング 60min

余白とラベルで十分グループ化できる

CONTRAST & ACCESSIBILITY
RULE 03

テキストのコントラスト比は 4.5:1 以上。

小さいテキスト(18px未満)は 4.5:1 以上、大きいテキスト(18px太字以上 / 24px標準以上)は 3:1 以上を確保する。WCAG 2.1 レベル AA 準拠。

White on Black 16.3 : 1 PASS
Black on White 16.3 : 1 PASS
White on Orange 3.1 : 1 — 大テキストのみ
Black on Orange 5.3 : 1 PASS
Gray (#B4B5B4) on White 2.0 : 1 FAIL
Dark Gray (#8A8B8A) on White 3.5 : 1 — 大テキストのみ

注意: ブランドオレンジ #E2792E は白背景上の小テキストには使わない。小テキストには #1C1C1C(Black)を使用し、オレンジは見出し・ボタン・アクセントに限定する。

RULE 04

UIコンポーネントのコントラスト比は 3:1 以上。

ボタン、入力フォーム、チェックボックスなどのUIコンポーネントは、背景に対して最低 3:1 のコントラスト比を確保する。

DON'T
SUBMIT

ボーダー・ボタンのコントラストが不足

DO
SUBMIT

ボーダー・ボタンとも 3:1 以上を確保

RULE 05

色だけを情報の手がかりにしない。

色覚特性のあるユーザーにも情報が伝わるよう、色以外の視覚的手がかり(アイコン、下線、塗りつぶし、テキストラベル)を併用する。

DON'T
Schedule
Progress
Profile

色のみで選択状態を表現

DO
Schedule
Progress
Profile

下線で選択状態を補強

BUTTON & COMPONENT HIERARCHY
RULE 06

プライマリボタンは画面に1つだけ。

最も重要なアクションだけにプライマリ(塗り)ボタンを使う。それ以外はセカンダリ(枠線)またはターシャリ(テキスト)で階層を作る。色ではなく「重み」で視線を導く。

予約する
PRIMARY
最重要アクション
詳細を見る
SECONDARY
補助アクション
キャンセル
TERTIARY
低優先度
DON'T
予約する
体験を申し込む
トレーナーを見る

全部プライマリ — どれが重要か分からない

DO
予約する
体験を申し込む
トレーナーを見る

視線が自然に「予約する」へ向かう

RULE 07

タップターゲットは最低 48 × 48pt。

指で操作するモバイルUIでは、ボタンやリンクのタップ領域を最低48×48pt確保する。ボタン間の余白は最低8pt。WCAG推奨の44ptより少し大きく取ることで、誤タップを防ぐ。

DON'T
10:00
11:00
12:00
14:00

高さ 28px / 間隔 4px — 指で押しにくい

DO
10:00
11:00
12:00
14:00

高さ 48px / 間隔 8px — 指で確実にタップできる

RULE 08

重要なアクションは隠さない。

スペースに余裕があるなら、重要な操作をメニューやハンバーガーの中に隠さない。見える場所にあるボタンは、存在しないボタンより確実にタップされる。

DON'T
SCHEDULE
次回セッション: 2/15 10:00
トレーナー: 田中

「予約変更」が ⋯ の中に隠れている

DO
SCHEDULE 変更する
次回セッション: 2/15 10:00
トレーナー: 田中

アクションが常に見える

LAYOUT & ALIGNMENT
RULE 09

アライメントは1種類に統一する。

左揃え・中央揃え・右揃えを1画面内で混在させない。目線の移動が増え、認知負荷が上がる。THE PERSONでは左揃えを基本とし、ヒーロー領域のみ中央揃えを許容する。

DON'T
TRAINER PROFILE
田中 健太
NASM-CPT
お客様の「なりたい」に寄り添い、
一歩一歩の変化を大切にします。
このトレーナーに相談

中央 → 左 → 右 → 中央 → 左 — 目線が迷走

DO
TRAINER PROFILE
田中 健太
NASM-CPT
お客様の「なりたい」に寄り添い、
一歩一歩の変化を大切にします。
このトレーナーに相談

すべて左揃え — 視線が自然に下へ流れる

TYPOGRAPHY IN UI
RULE 10

大きい文字ほど、文字間を詰める。

フォントサイズが大きくなるほど文字間が広く感じられる。見出しや大きなテキストでは letter-spacing を 0 またはマイナスに調整し、本文はデフォルトのまま保つ。

DON'T
THE PERSON

36px + letter-spacing: 4px — 間延びして見える

DO
THE PERSON

36px + letter-spacing: -1px — 引き締まって力強い

LETTER-SPACING GUIDE
48px+-2px ~ -1px
24px ~ 48px-1px ~ 0
14px ~ 24px0(デフォルト)
10px ~ 14px(ラベル)+1px ~ +3px
RULE 11

フォントウェイトは Regular と Bold の2つだけ。

UIで使うウェイトは Regular(400)と Bold(700)の2つに絞る。Light・Medium・Black を混在させると画面が雑然とし、階層が不明確になる。THE PERSONでは Gotham Book + Bold、Noto Sans JP Regular + Bold を使用する。

DON'T
セッション予約
NEXT AVAILABLE
2/15(土)10:00 〜 11:00
パーソナルトレーニング 60min

4つのウェイト混在 — 階層が不明確

DO
セッション予約
NEXT AVAILABLE
2/15(土)10:00 〜 11:00
パーソナルトレーニング 60min

Bold + Regular の2つで明快な階層

ICON & TEXT BALANCE
RULE 12

アイコンとテキストの視覚的な重みを揃える。

アイコンが目立ちすぎる、またはテキストに負けている — どちらもバランスが悪い。アイコンとテキストが同じ「声量」で語るように、サイズ・色・太さを調整する。

DON'T
スケジュール確認
プロフィール設定
達成履歴

アイコンが強く、テキストが弱い

DO
スケジュール確認
プロフィール設定
達成履歴

アイコンを小さく・薄くし、テキストと均衡

CONSISTENCY
RULE 13

同じ要素は同じ見た目で。例外を作らない。

ボタンの角丸、カードの影、アイコンのスタイル — 一度決めたルールはすべての画面で統一する。見た目が揃っていれば、ユーザーは「次に何が起こるか」を予測できる。

DON'T

角丸が 4px / 16px / 50% — ルールが不明

DO

すべて 8px — 一貫した印象

THE PERSON BORDER-RADIUS
4px
小部品
6px
ボタン
8px
カード
12px
モーダル
50%
アバター
RULE 14

ミニマルとシンプルを混同しない。

「削ること」が目的ではない。ユーザーが迷わず目的を達成できることがゴール。必要な情報やディテールまで削ると、美しいが使えないUIになる。THE PERSONの「寄り添い」は、ユーザーが困らないだけの情報を丁寧に残すこと。

DON'T — 削りすぎ
10:00

何の予約? 誰と? どこで? が不明

DO — 必要十分
NEXT SESSION
2/15(土)10:00 〜 11:00
パーソナルトレーニング 60min
田中 健太 — THE PERSON 渋谷
予約確認
変更する

シンプルだが、必要な情報はすべてある

UI DESIGN PRINCIPLES

01 LOGICAL SPACING

8ptグリッドで余白を制御する。関連する要素は近く、異なるグループは遠く。距離が関係性を語る。

02 ACCESSIBLE CONTRAST

テキスト 4.5:1、UIコンポーネント 3:1。色だけに頼らず、形・線・テキストで情報を補う。誰もが使えるUIへ。

03 CLEAR HIERARCHY

ボタンは3段階。ウェイトは2種類。アライメントは1種類。制約が明快な階層を生み、ユーザーの迷いを減らす。

04 THOUGHTFUL SIMPLICITY

削ることではなく、迷わせないこと。必要な情報は残し、不要な装飾だけを取り除く。THE PERSONの「寄り添い」をUIでも。